そりゃあ大変ですよ。
親が何をどのくらい持っているのかなんてわからないんですから。
*2019年12月22日更新
読むのが面倒な方は動画をご覧くださいね。
うちの場合なのですが、父は数年前に亡くなり、母ひとりで暮らしていました。
認知症もひどくなって心配になってきました。
私の子供たちが自立したタイミングで同居することにしました。
母がこんな感じの人だったら苦労はなかったのですが・・・

父も母も、結婚するまで実家にいた弟も、
「片付けられない」「捨てられない」人たちです。
どちらかというと、「捨てられない」が重度です。
とにかく唖然とするようなモノの量でした。
要するに部屋はあるのに、モノが多過ぎて私が住むスペースが全くないという。
極端なハナシ、マグカップ1個も持ってこれないくらいな状態でした。
まず最初にやったこと
私の娘たち、弟夫婦に手伝ってもらって、4,5時間掛けてできる限り片付けて捨てました。
これを何度か繰り返しましたが、もう途方に暮れる程の量なのです。
全員が両手を腰に当てて何度か口にした言葉があります。
「これさ、素人じゃ無理だよ。プロじゃないと無理!」
という訳で、プロにお願いしたのでした。
見積もり依頼を3社に出しました
同じ日に時間差で来ていただき、家中をしっかり見てもらって
見積もりしていただきました。
プロってさすがですね。
3社ともほとんど同じような金額でした。

中でも一番感じの良かった業者さんにお願いしました。
当日も3人のスタッフで、とても感じよく対応してくださいました。
金額は目安として、2tトラック1台分で10万くらいです。
2tトラックと言っても、荷台がオープンなものではなく、
箱型のトラックです。(業者によって違うのかもしれません)
うちの場合は3台、もうゴミ袋ひとつすら乗らないというくらいに
ぱんぱんに積んでもらって処分しました。
本当にとんでもない量です。

業者選びの重要ポイント
・当日作業する人が見積もりに来てくれる
・買い取っていただけるモノを査定できるスタッフが見積もりにくる
大手の場合は大体当てはまると思います。
*ちなみにですが、見積もりしていただいただけなのに、
3社の相手をしたら、ものすごくどーーーーっと疲れてしまいました。
弟と二人で対応したのですが、弟も疲れ果ててました。
見積もりは2社比較くらいでいいかもですね。
ここからまだまだ大変だった片付け
冒頭に書いたように、「親が何をどのくらい持っているのかわからない」訳ですよ。
遺品整理なら、貴重品や現金以外は全捨て で良いのです。
でも認知症の人の生前整理となるとそうはいきません。
本人は判断能力がありませんので、こちらですべて決めて処分します。
寝具、洋服、下着類等がどのくらいあるのか多過ぎて把握できず、
適当に捨てるという事ができませんでした。
やたらと大量にあるものの、よくよく見たら秋用の洋服をほとんど捨ててしまった!
なんて事になっても困ります。
という訳で、業者さんに来ていただいた時に、
寝具、洋服、下着類等は全部残したのです。
これを選別したり処分したりが本当に大変でした。
ウン十年分の洋服がすべて残っていたのではないかというくらいです。
こたつ用の布団が3組くらいありました。
やたらデカイ座布団とか・・・
(そもそもこたつが3台出てきて全部処分しました)
これに関しては、かなり時間がかかりました。
少しずつでも片付けを長期に渡ってやりました。
ミニマリスト並みの処分の仕方といった感じです。
これは改めて記事にしたいと思います。
とりあえずだいぶ処分したので、ストレスも軽減されました。

良し悪しですが、母が認知症だったお陰で、勝手にじゃんじゃん捨てる事ができました。
母が健常者であったなら、捨てるのはほぼ無理だったと思います。
今は私の終活も含め、楽ちんに暮らしたいので断捨離しています。
これも改めて記事にしたいと思います。
*2019年12月22日追記
【大変な事になった一番の敗因】
「新品・未使用のものがこんなにあるんだから、
捨て過ぎて足りなくなり、結局買うことになったらもったいない」
と、思ってしまった事。
足りなかったら買えば良いのです!
新品・未使用と言えども、どうせ何年、何十年も前に買ったものです。
使っていない物には邪気が付いているらしいので、
(こういう話が苦手な方はスルーしてください)
とにかく捨てましょう!
高い物じゃなくていいので、新しいものが良いそうです。
自分自身にも当てはめて片付けしていきましょう^^
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